V FOR VENDETTA鑑賞



2006.05.13 (土)
PM:04:15:16



[ Theater ]


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お台場メディアージュに「V FOR VENDETTA」を観に行ってきた。相変わらず、休みだというのにガラガラの映画館。この映画自体さほど上位ではないというのもあるけれどね〜。イギリスのコミック雑誌に連載されていて、後にDCコミックから復刊された漫画の映画版。脚本・製作はあのマトリックスのウォシャウスキー兄弟だけど、実は監督はジェームズ・マクティーグという人で、マトリックスシリーズ・スター・ウォーズ エピソード2/クローンの攻撃で助監督をつとめていた人で、ウォシャウスキー兄弟ではないのです…。

イギリスではポピュラーな「火薬陰謀事件」というのがキーになっていたので、「ロンドン同時爆破事件」によって公開が延期されていたようです。近未来のイギリスが舞台で全体主義に対してテロを起こし、政府の陰謀によって生まれた自分の背景に対しての復讐を遂行していく"V"のお話しとでも言いましょうか。アクション映画っぽい感じだろうと思ったけど、戦いのシーンはほとんど無く、しゃべくりの映画って感じ。一生懸命会話を理解しようと思っているとあっという間に時間はすぎるけど、このしゃべくりについていけないと、まったく面白くありません。っていうか眠いはず。

僕自身は一生懸命、会話を聞いていたので面白かったです。全編マスク付きで演技をしていたヒューゴ・ウィーヴィング(マトリックスのエージェント・スミス)の演技は表情のないマスク付きでも非常に味があり、喋りのトーンもすごいおもしろい。

ストーリーに関しても割と日本人好みというか、いわゆるハリウッド映画的な感じではなく、まあ、そうするだろうなーというイイ意味での予想の範ちゅうで気分は悪くなかった。例の、ナタリー・ポートマンが髪の毛を本当に切られる行の部分のストーリーに関しては、なんだよこれ意味分かんないとも思ったけど、まあ一種のプレイというか、なんというか…。色んな理屈を付けていたけど、まあ、そういう事でしょう。

何となく、謎を残しつつ終わったけど、まあそれは描かなかったからどうこうっていうのはなく、別に十分許容範囲内で、かえって、これ以上説明するとうるさいので丁度イイのではないかと。

マジメにやっているシーンのように見えるけど、色々と気がつけば遊びもあるし、くだらない描写などもあるので、色々と考えを巡らせてみると笑えてしまうところもある。

万人受けではないと思うけど、探りながら映画を見られる人には十分楽しめる作品だと思う。

→V FOR VENDETTA































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