アニメを見ています。



2007.05.25 (金)
AM:04:11:44



[ Anime&Manga ]


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5月ももう終わりだというのに、一向に更新もできなくて、このまま放置しそうなのでそろそろ色々と書ければと。
仕事が色々とあってなんだか仕事以外の話題が自分自身に無いのが、相変わらずイマイチではあるのだけど、仕事から帰っての楽しみといえば、ワンコと遊ぶことと、アニメを見ること。
今クールはいつもに増してかなりの数のアニメを録画→鑑賞している。
数はいつもより多いのに満足度はイマイチな感じなんだけど、いくつかは早く見たいなーと思わせるものもあったりする。
まあ、そんな楽しみにしているアニメはたいした問題ではなく、そうじゃないものの方が問題。
ちなみに、楽しみにしているのは、グレンラガンとか、おおきく振りかぶって、ぼくらのもマンガと違うアプローチでいい感じかな。あとはおまけでケンイチとかもかな。で、問題のほう…。

相変わらず、大きな意味で戦争をテーマにしているものは相変わらず多いわけで、ギガンティックフォミュラー、キスダム、地球へ…、ヒロイックエイジなど。で、一応見ているんだけど、物足りないんだよね。ストーリー云々というよりは単純に描写が気に食わない。放送コードとか、描写に制限があるのかそういうアニメ業界の状況はわからないけど、テーマの割には恐怖感が足り無すぎる。戦争って絶対的に怖いものだし、ひどい状況になるに決まっているのに、そういうものが描かれていない。いわゆるリアルなストーリーであるのに、死体がほとんどでてこないとか、その状況の危機感がまったく感じられないとか。そんなのアリなんでしょうか。
そういう、悲惨な描写とかやるとスポンサーが付かないとかなんでしょうか。なんか、軽いんだよね。あっさりしているというか。なんか、キャラクターたちの感情が欠落しているというのもあるんだけど、それ以上に状況の描写が甘いんですよ。なんだか小難しい設定をしておきながら、それが軽く見えてしまう描写って、なんだかなーって思うんだよね。
たぶん作っている人たちは相当ジレンマがあるのだとは思うけど、それが表現できない今の状況って言うのも問題なのかなーって思う。
それは、ぼくらのもしかりで、描写に関してはマンガのほうで感じる、ある種リアルな状況っていうのを、なんか、あっさりとありがちな流れで見せてしまうっていうのも、どうかなって。
捕らえようによっては、マンガほど重たい状況にならなくたって、人を憎んだり、殺したくなったりする状況はあるでしょ?みたいにも言えるけど、そんなんじゃ、やっぱり弱くて、フラストレーションが不条理な状態で溜まっていく、そしてそれを感じないようにしている気持ちという、ギャップが大きいほど、悲しいことになるわけで、そこがガーンと胸をうつところでもある、ある種ショック療法的な王道であると思う。
話をひねることで深さをだそうとするのは良いけど、その結論がある種の王道に直結していなければ、何もわからない。で、結局何なの?みたいな。そんなに、利口じゃないんだよ。できれば深読みなんてしたくないんだよね。ガツーンと来てほしいほしいわけ。
結論は感じてほしいってところなわけで、ややこしいこと言われても意味なんだよね。前段でややこしいことをいくらでも言ってくれて結構だし、色々とあったほうがいいとは思う。でも、結果、描写がまともにされていなければ、深みは薄れてしまうのだから、ヤベーよこれって思わせてほしいんだよね。
だから何なんだよって言うのだけは避けてほしい。
……と、作り手無視の意見なんで、色々なしがらみ無視の意見です。まあ、そう思うことを自分自身に向けていきたい今日この頃です。











武 玲人



2007.06.02 (土)
AM:02:32:41

どうもお久しぶりです。
先日村枝賢一せんせいの『仮面ライダーを作った男たち』という単行本を買いましたが、アレを例に挙げるまでもなく創作って表現の制限との戦いなんだなって思います。
こういうこと言うとPTAみたいなんですけど、面白かろうよろしかろうというのはやや違和感があって、たがが外れればそりゃもう色々面白いものが出てくると思います。今は皆さん限られた範囲の中でしか勝負が出来なくて、それで袋小路に迷い込んでいるフシは確かにあって。

でも反面、規制があるからこそ面白くなるものもあると思うし、なら出来る範囲で面白いことやったろうじゃんという気はしますね。絶対に劇中で人殺さないとか。そういう信念じゃないけどしばりを設けることでかえっていいアイデアが浮かぶこともあります。オレの場合は。

なんかちょっと的外れな意見になっている気がしますが、とりあえず最近一番面白かったアニメは『パンプキン・シザーズ』ですた。


coba



2007.06.02 (土)
AM:03:08:20

パンプキン・シザースは僕も観ていましたよ。バランスが取れていて派手ではないけど、たしかに面白かったね。あーゆうのは全然アリだと思う。
僕が今一番思っているのは、すぐに戦争をネタに持ち出して、ロボットを出す理由にしちゃうところなんです。べつに、いいんだけど、人間の描き方がぬるいというか。感覚が無いというか。動機付けが弱いというか。
戦争モノとはちょっと違うかもしれないけど、ぼくらのもそうだと思う。マンガはまともじゃない子供たちが描かれているけど、そのいわゆる普通の感覚から逸脱したもの、それがイコール現代の普通だったりすることを上手く表現していると思うので、あらゆる行動に対して納得するというか。でも、アニメ版だとそれ単体を見れば、割と面白い部類に入るとは思うんだけど、なんか、マンガの上っ面だけをなぞって、マンガでは余計な部分として排除されていた部分を持ち出して、ちょっとありがちな政府や軍の人たちをありがちな描き方をしていて。そういうのが、ちょっと気に食わないんだよね。というか、もったいないというか。せっかくあそこまでできているのなら、人物にふくみを持たせても良いのではないかと。その行動に至るまでの感情や感覚がちょっと薄っぺらなことになっているので、ショックが少ない。
なんて、思っているわけです。
結局のところはどこかの要素が振り切れていると感じるものが面白いなーと。だから、わりとグレンラガンやトップをねらえ!2とか、人間の描き方が下手でも勢いで面白いと感じさせてくれるのも好きですね。


武 玲人



2007.06.02 (土)
AM:05:11:27

ガンダムオリジンの台詞じゃあないけど、みんな結局戦争がしたいんですよね。ロボット好きだから(笑)
オレが今次の原稿用に考えてるのは「ロボットが出てくる。戦争が起こる。でもそれってガチなのか?」っていう感じのメタフィクションです。
最近ヲタクをはじめとした視聴者の認識しうる「符号」というのに興味があって、「こういうものが出てきたらこういう展開になる」っていういわばお約束みたいな部分をワンポイントでいいから裏切っていくと新しくないのに新しいものが出来るんじゃないかなと。そんなことを漠然と考えています。ロボットが出てきても戦わなくてもいいし、いっそ重機が主役でもいいですよねー。

……というようなわけでもないんですが、随分前に終わっちゃった武井せんせいのユンボルはものすごく残念でした。
アレ個人的に大好きだったんですけどね……


coba



2007.06.07 (木)
AM:05:12:04

ユンボルは、最初期待してみていたけど、なんだか、マンガ自体が見づらくて…。武井氏の絵はすごく好きだけど、マンガが破綻していたような気がします。キャラデとかすごい向いていそうだけど。

ロボットが出てきて、戦争で、あまり人が死ななくて…みたいなのだと、今やっている「機神大戦 ギガンティック・フォーミュラ」がそのつもりっぽいけど、やはり、納得がいかない内容ではあります。

ぼくらのの原作にもありましたが、キリエ(浅沼晋太郎くんなんだよねー)と田中美純との会話のなかで、主人公とその他大勢の話があって、それは非常に解りやすいと。僕も、前からそのポイントの描き方のバランスが大事と思っていたので、なんかマンガで言われちゃったなーって思ったけど。

まあ、アニメやマンガ見まくってぶつぶつ言っていても仕方が無いんだけど、自分ができないクリエイティブだからこそ、一生懸命見ちゃうってだけなのかも。






















救え! U.F.O.学園



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