牧場の町、ワイメアに広がる牧場地帯を抜けホテルから約80km走りホノカワのドライブインで休憩。揚げパンが美味しいということで一口食べる。まあ、美味しいです。プレンチフライも補給。そこから約40kmぐらい走り、アカカの滝へ。
滝まで5分ほど遊歩道を歩いて行くんだけど、そこはまさにジャングル。熱帯雨林の植物がこれでもかというぐらい。ポトスやモンステラといったポピュラーな観葉植物も超巨大です。ワイコロアの乾燥した気候と違い、雨量が多く、こういった熱帯雨林の植物があるからこそ、ハワイ島でインディ・ジョーンズみたいな映画が撮影できるわけですねー。
アカカの滝到着！落差128mという大迫力。マイナスイオン出まくりです。ちなみに華厳の滝は落差が97mです。
滝から約20kmのところ、ヒロの町に到着。ここでガイドさんがお弁当を調達。その間、ちょっとだけ外に出て町を見ると、古い建物が多いことに気付く。この写真は古い映画館。もちろん現役です。ヒロは日系移民が開発した町で、水産業もかつては盛んだったとのこと。今でもマグロは絶品らしいです。ゆっくりできなかったのは残念。この町は歴史的に津波により数度壊滅的被害を受けたので、津波の博物館や、津波研究が行われているということです。
そして、ヒロのビッグアイランドキャンディというクッキーとチョコの有名なお店とやらに立ち寄り、標高1200mのキラウエア火山へ向かう。
ヒロの町から40kmほどゆっくりと山を登っていき、キラウエア山頂へ到着。周囲約20kmのキラウエア・カルデラのさらに内側にある、どどーんと口を開けたハレマウマウ火口。なんと約1kmです。キラウエア・カルデラでは、あの猿の惑星が撮影されたとのことです。
ミュージアムを見学し、火山の構造を丁寧に教えてもらい、ちょっとクルマで移動し、溶岩台地を見る。こんな溶岩がゴロゴロ。
溶岩樹も見ることができます。もう、別の惑星みたいな感じ。実際、こういう風景を利用して2001年宇宙の旅も撮影されたということです。
なんでも、スピリチャルスポットととして江原氏公認（らしい）のサーストン・ラバチューブ。500年前にできたものらしいです。写真を撮ると真っ赤な洞窟になります。三脚持ってれば…。火山のクレーターを降りていくとあるんですが、その入り口まではまたもや熱帯の植物だらけ。驚くのは恐竜の本に出来てくるような巨大な古代シダ植物なんかもあり、ジュラシックパークの一部みたいです。先ほども書いたように、そういう場所があるからこそ、ジュラシックパークやインディ・ジョーンズみたいな映画が撮影されるわけですねー。この洞窟で手をかざすとオーラが見えるとのこと。信じるも信じないもアナタ次第です。
で、ここにはもう1つ、溶岩洞窟があり、そこはフェンスで閉じられているものの、自己責任で見ることが出来ます。長さは334m！真っ暗なのでライト持って行かなくてはいけないんだけど、今度来たときにはいってみたいなー。
チェーンオブクレータズロード引き返し約60kmほどひた走り、本日の山場！2008年に復活したオーシャンエントリー見学のためにカラパナへ向かいました。溶岩で全滅した町をクルマで抜け到着。クルマを降り、見学場所へ向かいます。
以前はオーシャンエントリー場所が違っていたため、見学場所へ行くには片道2時間かかったそうです。でも現在は20分程度で行けるので、同行したボクの両親も問題なく行けました。
溶岩台地を歩いて行くと見える見える！水蒸気の煙が見えてきた。
周囲が暗くなると溶岩の赤さがちゃんと見えます。望遠鏡で吹き出し付近も見ることが出来た！海に溶岩が流れ込み水蒸気の煙をあげています！オーシャンエントリーから約800mのところで見学が出来ます。
ガイドさんに撮っていただいた爆発の写真です。凄い迫力！
ここで、暗くなってから星空鑑賞。月がほぼ満月ということで明るく星が見にくいものの、土星や人工衛星、そして定番の星座もハッキリみえ、さらには死鳥星も見えました。あ?これでボクはもう死んでしまうのか…と言ったら、これが見えたら死ぬということならハワイの人は全滅だ、とガイドさんが言っていました。
カラパナから約70kmほど、マウナケア山とマウナロア山の間にあるサドルロードの中間ぐらいに移動。今回のラスト、星空観察。外に出るとなんと5℃。ハワイに来てこんな気温に遭遇するとは。ギリシャ神話の話をしながら星の説明をしていただき、今回の超盛りだくさんなツアーは終了。ジェットコースーターのようなサドルロードを走りホテルへと帰りました。
総移動距離約400kmぐらいでしょうか。11時間、ガイドさんひとりで運転＆トーク！もの凄いお仕事だなと思いました。素晴らしいっ！
ぜひ、ハワイ島にご旅行の際には、このガイドツアー超オススメです！他の会社のツアーでは味わえない濃厚なツアーです。
→Big Island CREST
