
山を登っていくと、ずーっと広い道ですれ違うクルマも数台。山の中には自衛隊の演習場が広がっているのだけど、黄金に染まる山は、日本ではなく、どっかの外国の放牧地帯のようだ。実際、牧場もあったりするんだけど、とにかく静かな山道。山道と言ってもその自衛隊のおかげか、もの凄く道路が整備されている。iQではなく、なにかバリバリのスポーツカーで走ってみたい、程よいワインディングロード。
その途中に、福貴野の滝という看板を見つける。せっかくなので行ってみることにする。駐車場には誰ーもいない。でも、「宇佐の三滝」と呼ばれ高さは63mあるという。結構なもん。とことこと少し山道を歩いて行き、何故か人のウチの敷地内に遊歩道があり、それを抜けると…

じゃーん。想像以上に立派な滝が現れる。どうやらここは滝の全景を見られる展望台で、別の場所からは滝裏から眺められるということだ。そちらは行っていないがそっちには人がいたのかなー。ま、でもかなりの絶景ですよ。
そんなわけで、山を抜けると湯布院インターのちょっと手前の玖珠へ到着。道の駅に立ち寄り、高速に乗って、さあ福岡へ。まだ時間があったので朝倉から下に降りて行こうと思ったら大間違い。ふつうに街なので、夕方の渋滞にはまる。夕飯を予約したのは7:00だったので、結構ギリギリに福岡へ到着です。

この日のメインディッシュは、博多で創業60年、秘伝のタレを使った辛い焼肉「玄風館」。とんねるずのみなさんのおかげでしたの、「きたなシュラン」のコーナーで紹介されてた店ですが汚いのは本店のみで他はキレイ。なので、わざわざ汚い方を予約。まあ、辛さはともかく、ジャンキーな味です。ご飯がススム。結構アリですが、このクオリティでこの値段だとちょっと都心では難しいのかなという感もあるけど、クセになりそうなパンチ力はあります。メニューは、カルビ、ロース、ミノ、ホルモン、スープ三種だけで、メニュー表や短冊は一切ありません。辛いと言っても唐辛子は辛いけど、タレはちょっと甘いので甘辛いの唐辛子多めみたいな。連日混んでいるとのことなので、行くときはぜひ予約を。

「きたなシュラン」の認定書があったのでパチリ。お店の人に一応許可をもらって撮っていたら、地元の常連らしきカップルが「あれなに?」「しらなーい」と…。ま、そんなもんですよね。
空港でお土産買って、一路東京へ。ワンコをむかえに行って、楽しい旅も終了です。

で、自分土産は無量塔の食事の時に出てきた、一目惚れしたお茶碗を。なんか、この形や色にピンときてしまったので買ってしまいました。
インテリア誌や、この間はWebDesigningなんかにも載っていたけど洗練された宿というハード面がよいイメージですが、いやいや、丁寧で気の配られたサービスはもの凄く気分を良くさせてくれる。観光客であふれた街から離れているのもGood。今度は違う部屋に1週間とか泊まってみたいものです。っていくらかかるんだ???という高級なところですが、また訪れたいと思う、数少ない宿でした。5ヶ月前から予約をしているけど、早めに手を打たないとすぐに埋まってしまいますのでご注意を。あー、早くもう一度行きたいなー。