
お台場のメディアージュにて「THE有頂天ホテル」を鑑賞。昼間に夜の回の座席を取ったのでど真ん中のベストポジションで鑑賞できた。メディアージュはいつも空いていて潰れるんじゃないかって思うくらい余裕で席が取れる。イイ映画館だ。
4年ぶりの三谷幸喜監督の作品で23人の主人公に様々なエピソードが絡み合う話題の映画だ。そんなわけで期待大で観に行ったワケだが、率直なところ、面白いか面白くないかで言ったら、「面白い」。お話しがすごい良くできているし、それぞれのキャラクターが誰が目立つわけでもなく、かといって誰も目立たないわけではなく、それぞれがちゃんと立っている。脚本を制作する前に各キャラクターが何処に居てどのように移動してという、時間軸の表組みを先に作成したと言うだけあって、バランスがイイし、2時間16分が常に同じテンションで描かれていて、退屈なシーンがない。さすが三谷幸喜ということなんだろう。
それでも、期待大で観に行ったので、いくつか残念な点はある。もちろん、勝手に観に行く前に想像していたことが原因でそう思ったというのが大半なんだけど…。