
最終日はチェックアウトの時間まで温泉に入ったり、Tan's barでお茶したり、ショコラのお店theomurataや談話室でお土産を買ったりしてゆっくりと過ごす。最終の飛行機なので時間はたっぷり。とりあえず、昨日行かなかった由布院の街へ。金鱗湖の駐車場にクルマをいれ、由布院の街を歩いていく。特に目的もないのでぐるっと湖をまわり、お店の並ぶ場所を歩いて行く。金鱗湖のすぐ近くには亀の井別荘があり、ちょっとだけ庭へ入れる。

いままで、山の中の静かな場所に泊まり、街へは行かずに風景のキレイな所に行っていたので、ここは、正反対のザ・観光地の様相。人も多く、救いなのは、開発規制があるので、下世話な高層旅館などがないことや、ちょっと外れると田園風景が広がること。ネオンもない。かつてはひなびた温泉だったのが功を奏し、歓楽色をなくした環境整備を進め、がんばってはいるんだけど、なぜ日本の観光地はこうなってしまうのか?とても勿体ない。なんか、お土産屋にも入る気にもならない。例えば、湯布院醤油なんてものがあったので、古くからもしかして醤油作っているのかなと店員に湯布院で醤油作っているんですか?って聞いたら、いや別府で作ってますと…。色々な所が近年出店しているらしいので、まるで軽井沢みたい。しょうがないのかなー。店の出店を規制するわけにも行かないだろうし。もっと、想像では情緒あふれる感じだと思っていたんだけどね。
結局、食事するところもなんかピンとこなかったので、また山荘無量塔に戻り、敷地内の蕎麦屋、不生庵で食事をすることに。たぶん美味しいだろうなと思っていたけど、やっぱり美味しかった。ここはホントなんでも美味しいです。
帰りがけに、観光はもう良いからドライブポイントをお店の人に聞く。そしたら、遠回りして山の方を通ってみたら?ということなので、その通りに行ってみる。