最近は、WOWOWでやっている映画ばかり観ていたので、劇場は久しぶり。やっぱ映画館とポップコーンはいいねー。
そんなわけで…絵的には街のセットとスタイリング、部屋のインテリアなど、すごいセンスが良くて画面の雰囲気がとてもよかった。部屋のコーディネイトとかこういうのいいなーって思わせるところがイイ。最近の邦画ってなんか、そういう細かい部分がおざなりなものが多いので、商売柄も合ってか、内容とは別の絵造りっていうところがすごい気になるのです。
もちろん、笑いどころも「THE有頂天ホテル」よりもたくさんあったし、佐藤浩市の演技のおかげもあって、本当に解りやすく笑わせてくれる。妻夫木聡が狂言回しとなり、佐藤浩市を中心にしての勘違い言い回しで笑わすという感じ。解りやすいところではアンジャッシュのコントも同じような手法だったりするのかな。そんなわけで、映画という部分では良い作品なのかどうかは解らないけれど、面白さでは、絶対的なものがあるので、気楽に楽しむならアリな映画でした。