原題は「事の形勢」という意味ですが、要はなりゆきや情勢が変わっていき、最後にはひねってビックリ。みたいなそんな感じかな。邦題の「消されたヘッドライン」の意味をどう捉えるかにもよるのだけど、やはり、ちょっと核心とずれているかな。かといって原題ではちょっとピンとこない。僕自身は、映画のコピーにある「現代アメリカ最大の闇」という言葉で映画館に足を運んでしまったのだけど、それも、映画のポイントとはちょっとずれている感じ。
じゃあ、なんなの?って感じだけど、よく思い返してみると、面白かったのは確かだけど、核心ってなんだといえば何処をポイントにするかで色々と言えてしまう。そういう意味では、原題のように、物語の形勢や情勢というもの楽しむという映画と言えるのではないかなと。
アメリカってこういうことやってんだーとか、新聞のあり方って?とか、WEBのトピック世代はしょうがねーなーとか、ゴシップってひどいなーとか、スクープって一体なに?とかとか…。色々。ドラマの内容とそう変わりないということだから、ドラマではきっと、一本スジの通ったテーマと、その回ごとに設定するテーマがあるから、全体で見ると色々と切り口があるもの。それが映画になったのだから、盛りだくさんになったんだろうな〜。
まだ、見ていないのだけど、録画してある「クライマーズ・ハイ」を早く見なくちゃと思った。
→消されたヘッドライン