相も変わらず、激空いている映画館シネマメディアージュにて松本人志監督の「しんぼる」鑑賞。前回の「大日本人」は映画館には行かずにWOWOWにて観たんだけど、結構スキな感じのものだったので、今回のはどうかなと。レビューなどでは結構な叩かれようだったので、そんなに期待もせず、でもちょっとどんな感じのものになっているか期待感も多少ありつつ、ストーリーの前情報を入れずに観た感じです。

率直な感想としては、結構楽しめたと言っていいかなと思う。ラスト手前までは、なんかイラッとくるしつこい笑いが面白くて素直に楽しんで観られた。でも…。

ラスト手前のメキシコレスラーとマッシュルーム男（松ちゃん）の話がリンクするところまでは、よかったんだけど、その後のラストシーンは酷い。酷すぎる。すごく説明的な上に、素人っぽい発想、演出で、せっかく面白かったものが台無しになっている。いらなかったなー。

映像はなんかキレイってぐらいもんで、特に映画っぽさとか独特な感じとかは無く、評価する部分でもないんだけど、それって、まあ、作っているのが松ちゃんだから特に気にしないっていうところ。言い出したらキリがないです。

万人にオススメの映画ではないけども、僕はアリナシで言えばアリのほうでした。