瀬戸内海をわたり、山を越えて太平洋が見えてくると、瀬戸内の空とは打って変わって青空が気持ちいい。気分も晴れ晴れです。

そして、まずは高知県立坂本龍馬記念館へ。結構開館時間ギリギリかと思いきや、この龍馬ブームで夜まで延長していたので焦ることなく入ることが出来た。立派な箱物ですが、パネル展示や複製品の展示も多く、色々とご苦労があることとは思いますが、ちょっと残念な感じです。それでも、一部の実物の所蔵品に出会えるので幕末を感じることが出来る?かもしれません。
それにしても、こういうところで、パネルを見ると、実際の年齢や風貌を再認識できるものですが、龍馬伝って、ほんとイメージ先行の民放ドラマ的な作りだということがよく解ります。出来事の順番もドラマティックに入れ替えていたり。ま、面白いから良いんですが…。
坂本龍馬が33歳で亡くなっているので、まあ、無理があるとしても、勝海舟と坂本龍馬の年の差は実際は13歳差。配役同士だと20歳差。龍馬と後藤象二郎なんて、実際は2歳しか違わない。山内容堂は45歳で無くなっているので、配役と比べると23歳差。うーん。イメージって。

展望室から見た桂浜。なんか、太平洋でっかいなーって感じ。クルマで記念館から桂浜へちょっと移動します。
桂浜の駐車場に入れ、もう時間もあまりないので、お土産屋に突入。色々と買い込んで、さあ龍馬像へ。

結構大きくてイイ感じ。でも、夕方で、もろ逆光。写真がなかなか撮れません。あー、時間が悪かったか…。でも、時間も遅いせいか、駐車場にもすんなり入れてお土産もゆっくり見れたし、桂浜にはほとんど人がいませんでした。昼間に行った人の話を聞くと、駐車場は30分待ちで、桂浜も人がいっぱいっていう感じだそうで、ブームってすごいねー。

桂浜は潮の流れが速いために遊泳が禁止されているというのもあるとは思うが、とてもキレイで、玉砂利が裸足で歩いているとすごく気持ちがいい。波の音も玉砂利で、シャーッ!シュワシュワー!(伝わんないだろうなー)という、とてもイイ感じの音がする。歩いていて気持ちがいい海岸だ。
桂浜を後にし、今度は高知城へ向かう。もう、天守閣に入ることが出来ない時間帯になってしまうが、高知公園には入れるようなので、クルマを近くのパーキングに入れ、ギリギリ暗くならない時間に見ることができた。

大きな石段を登っていき上まで行ったが上からだとあまり天守が見えない。中に入れば見れるのかもしれないけど、あいにく、資料館の開館時間は過ぎていて、石段を上がる途中から見たところから天守が見えた。空襲からも逃れた現存の天守は、やはり重厚で歴史を感じる。まあ龍馬伝見ているからそう思うだけかもしれないけど、門から、天守をぐるっと見ながら上がっていく感じは威厳を感じます。功名が辻でお馴染みの山内一豊が築城したが一度1727年に大火に見舞われ焼失しているので、追手門以外の天守などは1753年に再建が完了されたものだそうだ。現存する江戸時代以前の天守は12箇所しかないので、なんか、見ることができたことが嬉しい。
ちなみに、来年はできれば、現存12箇所の内、姫路城、備中松山城、宇和島城、松山城を見て回りたい。

夕飯はその場でインターネットで探した屋台安兵衛で、ラーメンと餃子を食べる。餃子がとても美味しくて食べ過ぎてしまうくらいでした。隣の席の二人組は飲みながら5〜6枚食べてました。でもその気持ちワカルっ!
その後、無料区間なので、高知ICから高速に乗り須崎東IC(終点)で降りる。そこから、国道の山道をひたすら走って行き、3時間ぐらいで、最終目的地の海癒へ到着23:00ぐらいだったでしょうか。事前に遅くなることを伝えていたのでコンドミニアムのカギを置いておいてもらい、昨年と同じ、端っこの太陽があたる部屋に。

夜、部屋から大岐の浜を眺める。明日は海へ出かけるので、就寝。